CBDオイルは酸化しやすい
最近耳にするようになった「CBD」、そして、CBDを手軽に摂取できる形態である「CBDオイル」。
毎日使うことを前提とした商品なので1年や2年使い続けることはありませんが、それでも「オイル」の名のとおり油なので、適切に保管・保存しないと酸化が早まってしまいます。
この記事では、酸化の進行を防ぐ、CBDオイルの適切な保管方法についてお伝えします。
そもそも酸化とは?
酸化=空気中の酸素と油が結合して起こす反応のこと
酸化とは一般的に、空気中の酸素と油が結合して起こす反応のことです。
酸化は光や高温、空気などによって引き起こされます。
酸化するとどうなる?
油の色が濃くなったり変色したり、嫌な臭いが発生することもあります。
例えばMCTオイルをベースに作られたCBDオイルでは、MCTオイルに含まれるポリフェノールオキシダーゼという酵素が空気に触れることで、当初透明だったオイルがピンク色に変色してしまうそうです。
酸化しやすい・しにくいオイル
亜麻仁油やえごま油などは酸化しやすいと言われています。
一方で、CBDオイルによく使われるMCTオイル、オリーブオイルなどは酸化しにくいオイルです。それ以外にも、ごま油や米ぬか油は酸化しにくいオイルといわれています。
CBDオイルが酸化する理由
CBDオイルはほとんどが油
CBDオイルは基本的に、CBD(+CBNなどのその他カンナビノイド)とベースオイル、フレーバー(ない場合もある)で構成されています。例えば、30mlのスポイト容器にCBD500mg、MCTオイル、ミントフレーバーのような形です。
500mg=0.5gなので、それ以外はオイルと極少量のフレーバーで構成されることになります。
オイルが多い商品なので、どうしても酸化しやすくなってしまうのです。
開け閉めの回数が多い
CBDオイルは1日に1回〜複数回キャップを開けて摂取します。
開け閉めが多いと空気に触れる回数が増えるため、酸化が進みやすくなってしまいます。
CBDオイルの酸化を防ぐには
CBDオイルは定期的に空気に触れる製品であるため、酸化を完全に防ぐことはできません。
しかし、適切に保管することで参加の進行を遅らせることは可能です。
①キャップをしっかり閉めて保管する
空気に触れている時間を減らすため、摂取したらすぐに、しっかりキャップを閉めて保管しましょう。CBDオイルを摂取してうっかりそのまま放置してしまった!には気をつけてください。
②直射日光が当たるところを避ける
光でも酸化は進行します。窓際など、直射日光が当たる場所での保管は避けてください。直射日光が当たらないところでも、明るいところよりは暗いところに保管することをおすすめします。
③高温になる場所を避ける
油は熱によっても酸化が進行します。②と被る部分もありますが、光によって高温になる場所や、電子レンジの側などは注意してください。