■注意事項
・CBDは、薬機法(旧薬事法)の医薬品および医薬部外品ではありません。したがって、CBD製品の使用は疾患の診断、治療、治癒、予防を目的としたものではありません。
・当メディアの各種記事につきましては、あくまでもCBDに期待される一般的な効果・効能を記載しております。記載されている科学的研究はCBDの成分に対するものであり、当社が取り扱う製品に対するものではなく、当社が取り扱うCBD製品の効果と直接的な関係はありません。
・当社が提供する記事や情報は、当社が信頼に足ると判断した情報源に基づいて作成・提供いたしますが、完全性や正確性等を保証するものではありません。
CBDはニキビや肌荒れにも効果が期待できる
お肌にとって大敵ともいえるニキビ、ちょっとしたストレスで荒れてしまう肌……お肌の悩みはなかなか尽きないものです。
CBDはそんな肌荒れやニキビにも効果が期待できると言われています!この記事では、CBDが肌に効果をもたらす原理や研究について紹介します。
注意:CBDは医薬品・医薬部外品ではありません。この記事では、進行中の研究などをベースに、あくまでもCBDに期待される一般的な効能効果を紹介している点にご留意ください。
「CBDって何?」という方は、ぜひこちらの記事も合わせてご覧ください。
ニキビができる原因
そもそも、ニキビはなぜできるのでしょうか?
ニキビは身近なものですが、毛穴に炎症を起こしてしまう皮膚病の一つです。正確には、尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)と呼ばれています。
ニキビができる原因は、ざっくりと
・性ホルモン
・皮脂分泌の増加
・毛穴のつまり
・アクネ菌の増殖
の4つです。
性ホルモン/皮脂の分泌過多
思春期には性ホルモンの分泌が活性化し、毛穴の奥の皮脂腺から皮脂がたくさん分泌されます。
その他、生活習慣の乱れやホルモンバランスの崩れ、ストレス、肌の水分不足などによって皮脂の分泌が過剰になることがあります。
毛穴のつまり
過剰に分泌された皮脂が毛穴に溜まったり、落としきれなかったメイクや汚れが残ることによって毛穴が詰まった状態です。保湿不足や外敵刺激、ターンオーバーの乱れも毛穴の詰まりの原因になります。
アクネ菌の増殖
アクネ菌は、誰もが持っている肌の常在菌です。毛穴がつまり、皮脂が過剰に分泌された中で増えていきます。増殖したアクネ菌はニキビの炎症を引き起こしてしまいます。
このようにニキビは、「過剰な皮脂分泌」が大きな要因となっています。
肌におけるCBDの効果
では、CBDは肌に対してどのような効果があるのでしょうか?
CBDには気化・経口摂取した場合にはストレス軽減や慢性疾患の緩和、抗酸化・抗炎症作用があると言われており、肌に塗布した場合に関して、以下のような効果があると言われています。
①皮脂の過剰な分泌を抑える
CBDは、内因性カンナビノイドのひとつである「アナンダミド」の産生量を増加させます。
アナンダミドには皮脂腺の活動を低下させる働きがあるため、過剰な皮脂分泌を抑制することでニキビの予防に役立つと考えられています。
②抗菌作用
CBDには抗菌作用があり、抗アクネ剤としてニキビに効果があることが認められています*1。別の研究では、脂質異常抑制機能があることも示されています*2。
*1 Cosmetic-info.jp
*2 Cannabidiol exerts sebostatic and antiinflammatory effects on human sebocytes
③抗炎症作用
CBDには炎症を抑える抗炎症作用があり、アトピー性皮膚炎や乾癬などの皮膚疾患に対して、カンナビノイドが効果を発揮しうるという研究が進行しています*3。
*3 Cannabinoid Signaling in the Skin: Therapeutic Potential of the “C(ut)annabinoid” System
④エンド・カンナビノイド・システムの働きを整える
私たちの身体には、エンド・カンナビノイド・システム(ECS)という機能が備わっています。
この機能は身体の恒常性(ホメオスタシス)を維持する働きを持っています。具体的には、肉体的・精神的なストレスを受けたときに体内のバランスを整え、身体の状態を一定に保つことで、病気や老化を防ぐという働きをしています。
CBDはエンド・カンナビノイド・システムの働きを整え、体や肌を正常な状態に戻そうという動きをします。
以上のように、抗酸化作用や抗炎症作用、エンド・カンナビノイド・システムを整える作用によってお肌の状態を好調に保つことが期待できます。
CBDクリーム・CBDバームとは?
CBDクリーム・CBDバームはCBDを配合した、肌に塗るために開発されたCBD製品です。
CBDオイルを肌に塗ることもできなくはないですが、オイルの基材や成分によっては肌に悪い影響を与えてしまうこともありますので、肌に塗るように作られたCBD製品の利用をお勧めします。
肌におけるCBDで得られない効果
なお、肌に塗布したCBD(クリームやバームなど)は血中に入らず局所的に作用するため、リラックス効果や睡眠の質の向上など、一般的に言われているCBDの効果は得ることができません。
研究結果
現在、CBDがニキビに効くことは概ね証明されてきていますが、その他アトピー性皮膚炎や乾癬などへの影響に関する研究は進行中です。
ただ、2017年のコロラド大学研究者による報告*4では、皮膚炎の患者21名に1日2回のカンナビノイドクリーム塗布を行ったところ、8名が重度のかゆみの改善がみられたと発表しています。
*4 Cannabinoids may soothe certain skin diseases, say CU Anschutz researchers
まだまだ研究途上の段階ではありますが、大きな効果が期待できるといえます。
再度になりますが、CBDは医薬品・医薬部外品ではありません。これからより多くのことが解明され、多くの人のウェルネスに寄与することを願っています。
参考
■注意事項
・CBDは、薬機法(旧薬事法)の医薬品および医薬部外品ではありません。したがって、CBD製品の使用は疾患の診断、治療、治癒、予防を目的としたものではありません。
・当メディアの各種記事につきましては、あくまでもCBDに期待される一般的な効果・効能を記載しております。記載されている科学的研究はCBDの成分に対するものであり、当社が取り扱う製品に対するものではなく、当社が取り扱うCBD製品の効果と直接的な関係はありません。
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