「CBDって、スポーツや筋トレにも効くの?」
「実際に、プロスポーツ選手がCBDを使ってるって、本当?」
そんな疑問をお持ちの方も、多いことでしょう。
確かにここ最近、各界のスポーツ選手が次々とCBDの利用を公言し始めました。
国内でも、CBDメーカーがプロスポーツチームのスポンサーとして進出しています。
そこでこの記事では、CBDがスポーツに有効である理由とおすすめの摂取方法、そして実際に使用を公言しているスポーツ選手について、詳しく解説します。
CBDがスポーツや筋トレにおすすめな理由
まず、スポーツや筋トレにCBD製品が役に立つ理由について、解説しましょう。
メンタルをコントロールできる
1つ目の理由は、CBDにはリラックス効果があり、メンタル面でのサポートが期待できるからです。
CBDを使うことで試合前の緊張や不安感を解きほぐしたり、トレーニング後の疲労を回復したりできるため、さまざまなシーンでメンタルを整えられます。
高い次元で競われるプロスポーツでは、精神状態が勝敗を左右することもありますので、メンタルはたいへん重要な要素なのです。
CBDはスポーツにとって、メンタルコントロールに有効な成分となります。
睡眠の質が向上する
2つ目は、CBDのリラックス効果によって、睡眠の質を向上できる点です。
CBDは良質の睡眠を妨げる要素であるストレスを緩和して、不眠症を改善し深い眠りに誘導します。
睡眠の質が上がることで、トレーニングや試合で蓄積された疲労を回復させたり、ウイルスや細菌に対する免疫力を高められたりできるのです。
CBDは、スポーツプレーヤーに大切な休養をサポートします。
集中力が向上する
3つ目は、CBDは「セロトニン」という脳内ホルモンの分泌を促して、集中力を高める働きがある点です。
集中力は、スポーツの試合で最大限のパフォーマンスを発揮するために欠かせません。
また、集中力が欠けた状態で競技に臨むと、怪我をしてしまう恐れもあります。
CBDを摂取すると集中力を高められるため、常に万全の状態で試合に臨めるようになります。
CBDは、スポーツのプレーの質向上や怪我の防止にも役立ちます。
関節痛や筋肉痛を軽減する
CBDは、関節痛や筋肉痛を軽減する働きもあります。
CBDに備わっている鎮痛作用や抗炎症作用は、痛みが発生している患部に直接作用します。
体内に摂取するのではなく、クリームやスプレーといった製品を用いて皮膚のカンナビノイド受容体に働きかけることで、効果を発揮するでしょう。
また、関節痛はクセになりがちな上に治りにくいというやっかいな症状ですが、CBDを用いて緩和が可能です。
CBDは、スポーツにおける肉体的なサポートも可能な成分です。
CBDを摂取するおすすめの方法4選
次に、CBDを体に取り込む、おすすめの方法を紹介しましょう。
その方法は「経口摂取」「粘膜摂取」「蒸気吸入摂取」「経皮摂取」の4つです。
経口摂取
経口摂取とは、CBDを口から直接取り込む方法です。
グミやチョコといったエディブルや、カプセルなどの製品で、口からCBDを摂取します。
経口摂取は器具を使いませんので、気軽に始められる点がメリットでしょう。
また、効果が長時間持続するという利点も持ちますが、一旦肝臓で代謝されてから体に取り込むため効果が現れるのに時間がかかること、そして成分が血中に吸収される割合が少ない点がデメリットとして挙げられます。
粘膜摂取
粘膜摂取とは、CBDを含有したオイルを粘膜に垂らして、成分を直接血管に吸収する方法です。
舌ベロの下側の粘膜から吸収する舌下摂取が一般的で、用いるCBD製品はオイルやスプレーなどがあります。
口腔粘膜や鼻粘膜からの摂取も可能です。
粘膜摂取は肝臓で代謝されず直接血管に吸収するため、効果はすぐに現れます。
吸収される成分の割合も経口摂取より高いという利点がありますが、効果の持続時間がやや短い点がデメリットでしょう。
蒸気吸入摂取
CBDが含まれたリキッドをベイプという器具で熱し、発生した蒸気を吸い込んで体に取り込むのが蒸気吸入摂取です。
取り込まれたCBDは肺の血管から吸収されるため、効果はすぐに現れます。
しかし、他の摂取方法と比べて効果の持続時間は短く、吸収率も幅があり安定しない点がデメリット。
なお、ベイプにはリキッドを注ぎ足して何回でも使える製品や、初めからリキッドがセットされた使い捨てモデルがあります。
経皮摂取
経費摂取とは、皮膚に直接CBDを塗布することで、患部に局所的な効果が得られる方法です。
製品はクリームやローション、フェイスマスクシートなど、ラインナップは多彩。
これらの製品は、含有するCBDが皮膚にあるカンナビノイド受容体に働きかけて、炎症や疼痛を軽減します。
経費摂取は、効果が現れる時間、そして効果が持続する時間が長めという特徴があります。
CBDはドーピングとはならない
CBDは、スポーツ選手が使用してもドーピングとはなりません。
CBDは2018年、WADA(世界ドーピング防止機構)やJADA(日本アンチドーピング機構)などによって、正式に禁止薬物から除外されました。
そして2021年に開催された東京オリンピックは、はじめて競技でCBDが認可される大会となったのです。
ただし、現在カンナビノイドの中で使用を認められているのはCBDのみで、CBNやCBGといった他の成分は、引き続き使用が禁止されています。
そのため、アスリートが使えるCBD製品は「CBDアイソレート」タイプに限定され、THCが含まれているフルスペクトラム製品はもちろん、CDB以外のカンナビノイドが含まれているブロードスペクトラム製品は使えません。
プロスポーツ選手も利用するCBD
禁止薬物より除外されてから、プロスポーツ選手が続々とCBDの使用を表明しました。
中には、CBDブランドとスポンサー契約する選手もおり、海外のみならず国内でも発表が相次いでいます。
主なCBD利用選手
- ケン・ブロック(ラリードライバー)
- リッキー・ファウラー(プロゴルファー)
- エディ・ホール(格闘家、別名ザ・ビースト)
- タイガー・ウッズ(プロゴルファー)
- ジョージ・クルーズ(ラグビー選手)
- ミーガン・ラピノー(女子サッカー選手)
- 大雅(キックボクサー)
- 安藤誓哉(プロバスケットボーラー)
- 増田将光(プロゴルファー)
- 井岡一翔(プロボクサー)
CBDブランドがチームスポンサーに
2022年には世界的なCBDブランドである「HempMeds」が、サッカーJ2リーグの「横浜FC」とオフィシャルスポンサー契約を締結しました。
横浜FCのホームグラウンドとなるニッパツ三ツ沢球技場のゴール裏には、HempMedsのブランドロゴが入った看板が掲出されています。
さらに同メーカーは、帝京大学サッカー部にも試験的にCBD製品の提供をはじめました。
まとめ
今回は、CBDがスポーツに有効である理由とおすすめの摂取方法、そして実際に使用を公言しているスポーツ選手について解説しました。
CBDはメンタルコントロールをはじめ、睡眠の質や集中力を向上させ、痛みを軽減させるためスポーツや筋トレに効果的な成分です。
摂取方法は、「経口摂取」「粘膜摂取」「蒸気吸入摂取」「経皮摂取」の4つがあります。
CBDはドーピング対象から外れたため、今では多くのプロスポーツ選手が積極的に使用しています。
スポーツに取り組む皆さんもぜひ一度、CBDの効果を体感してみませんか?
<参考サイト>
■CBDやCBDオイルはスポーツに効果的?ドーピング検査で陽性にならない?
https://cbd.co.jp/column/is-cbd-effective-to-sports/
■CBDやCBDオイルは炎症に効果がある?中毒症状や副作用はない?
https://cbd.co.jp/column/cbd-for-inflammation/
■CBDは筋トレやスポーツにもおすすめ!
https://bicle-beauty.com/knowledge/cbd/cbd-sports/
■CBDが筋トレやスポーツにも効果的って本当?その有効性を徹底解説!
https://giver.jp/archives/61265
■CBDとスポーツ
https://www.alwayspureorganics.com/ja/cbd-in-sport/
■JリーグにもついにCBDの波が到来?横浜FCのゴール裏の看板に注目
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000091496.html
■アイソレート?ブロードスペクトラム?フルスペクトラム?それぞれの特徴について徹底解説します!
https://giver.jp/archives/60922
■アスリート・スポーツCBDブランド『ALPINIUM』を販売開始
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000005.000093760&g=prt
■【スポーツ×CBD】世界的ブランドHempMedsがSPORTECに初登場!アスリート規格のCBDで日本のスポーツ界を支援
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000021.000091496&g=prt
■話題の成分「CBD」、スポーツをする人にとって否か、それとも否か 【Dr.Aoyagiのスポーツニュートリションをぶった斬る! 特別編】
https://spotri.jp/cat02/cat04/7132/