CBN(カンナビノール)とは？CBD(カンナビジオール)との違いについて

CBNとは？

CBNもCBDもカンナビノイドの一種

「CBG（カンナビノール）」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか？
「CBD（カンナビジオール）」なら聞いたことがあるけど……そんな方がほとんどかと思います。

日本でも2020年に一気に注目を集めたCBDとは異なり、まだまだ知名度が低いCBN。
実は、CBDもCBNもカンナビス（大麻草）に数百種類含まれる「カンナビノイド」と呼ばれる化学物質の一種です。

カンナビノイドとは？

カンナビノイドとは上述したとおり、大麻草に含まれる化学物質です。大麻草にはたくさんのカンナビノイドが含まれています。

CBNやCBDを含む全てのカンナビノイドは、エンド・カンナビノイド・システム（ECS）という、私たちの身体に備わっている、神経回路やニューロン、受容体等が複雑に構成しているシステムを通じて身体に作用します。

ECSにはカンナビノイドを取り込むことに特化した受容体が含まれており、人間の身体にはこれらの受容体が体内に200種類以上あります。エンドカンナビノイド受容体に届いたカンナビノイドが、ECSの機能で身体に作用するという仕組みです。

THCが酸化することで生み出される成分

CBNは、THCが酸化し、分解されることで生まれる物質です。

大麻草の酸化は空気（二酸化炭素）や光に触れることで進むため、古い大麻草には多くのCBNが含まれている可能性があります。また、THCから産出される成分ではありますが、日本では合法です。

三大カンナビノイドのひとつだが、研究があまり進んでいない

THCやCBDと異なり、CBNの研究はまだまだ少ないです。

しかしTHCから産出されるにもかかわらず陶酔作用が一切なく、精神作用も穏やかであることから大きな注目を集めており、CBNはTHC、CBDと並んで三大カンナビノイドと呼ばれます。

CBNの効果

上述のとおりCBNについての研究は限定されていますが、一部の研究では

• 睡眠導入効果
• 鎮痛効果
• 食欲刺激効果
• 抗菌作用
• 抗炎症作用
• 抗けいれん作用

などへの有効性が期待されているそうです。（※ あくまでCBN一般について述べたものです。当社が取り扱うCBN商品との直接的な関係はありません。）

CBN製品を選ぶには？

日本ではまだ、CBN単体を用いた製品はほとんど販売されていません。

しかし、ブロードスペクトラム製品を選ぶことでCBDと一緒にCBNを摂取することができる場合があります。ブロードスペクトラム製品にCBNが含まれているかについては、各製品のCoA（成分分析書）を確認してください。

日本におけるCBD元年と言われた2020年。CBNの今後に期待です！