■注意事項
・CBDは、薬機法(旧薬事法)の医薬品および医薬部外品ではありません。したがって、CBD製品の使用は疾患の診断、治療、治癒、予防を目的としたものではありません。
・当メディアの各種記事につきましては、あくまでもCBDに期待される一般的な効果・効能を記載しております。記載されている科学的研究はCBDの成分に対するものであり、当社が取り扱う製品に対するものではなく、当社が取り扱うCBD製品の効果と直接的な関係はありません。
・当社が提供する記事や情報は、当社が信頼に足ると判断した情報源に基づいて作成・提供いたしますが、完全性や正確性等を保証するものではありません。
多くの人が悩んでいる生理痛
女性の30%が毎回生理痛を経験している
女性に毎月訪れる生理。生理痛(月経痛)に悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
日本新薬株式会社の調査によると、女性の約80%は生理痛を経験しており、約30%の女性は生理のたびに生理痛を経験しています。
生理痛が起こる理由
そもそも、生理痛はなぜ起こるのでしょうか?
女性が生理を迎えると、「プロスタグランジン」と呼ばれる物質が分泌されます。これが子宮の収縮を促すことで子宮内膜の排出が起こるのですが、子宮の収縮が強くなると、月経痛の症状として下腹部の痛みや腰のだるさ・締め付け感などの症状が起こります。
この症状の度合いは人によって、またその日の体調などによっても異なります。プロスタグランジンの量が多いと、激しい痛みやめまい、吐き気などの症状を引き起こす可能性があります。
鎮痛薬や温熱で緩和
多くの女性はこれらの痛みを鎮痛薬の服用や、湯たんぽやカイロなどで温めることで緩和しています。
鎮痛薬にはイブプロフェンなど、痛みの原因であるプロスタグランジンの生成を抑える「非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)」が利用されることが多いです。
CBDが生理痛に与える影響
実は、生理痛に特化してCBDの効果を実証した研究はまだありません。しかし、CBDが持ついくつかの作用が生理痛を緩和する可能性があります。
注意:CBDは医薬品・医薬部外品ではありません。この記事では、進行中の研究などをベースに、あくまでもCBDに期待される一般的な効能効果を紹介している点にご留意ください。
抗炎症作用
CBDには抗炎症作用が期待されています。[1]
また、CBDの前駆体化合物であり、生の大麻草に含まれるCBDAはプロスタグランジンの前駆(ある物質が生成される前の段階にある物質)であるCOX-2を阻害する作用があることが示唆されています。[2]
これは前述のNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)と同様の作用であり、痛みを引き起こす原因であるプロスタグランジンの産生を抑制する作用が期待できることを意味します。
※CBDAは大麻草を時間をかけて乾燥させる脱炭酸のプロセスを経ると、CBDに変換されます。
[1] Cannabinoids as novel anti-inflammatory drugs
[2] Cannabidiolic acid as a selective cyclooxygenase-2 inhibitory component in cannabis
鎮痛作用
数多くの臨床試験で、CBDには中枢神経障害性疼痛や末梢神経障害性疼痛、関節リウマチなど、疼痛(痛みを意味する医学用語)への安全性と有効性があることが示されています。
なお、イギリスなどで承認されているCBDを含む医薬品”Sativex(サティベックス)”は、神経因性疼痛などの多発性硬化症患者のの痛みに効果的であるとしてされています。※日本では違法のTHCを含みます。
参考: Cannabinoids in the management of difficult to treat pain
おすすめのCBD摂取方法
ここでは、お手軽なCBDの摂取方法を2つご紹介します。
①CBDオイルを舌下摂取
CBDオイルを舌下に垂らし、60〜90秒ほど待ってから飲み込みます。効果が6〜8時間続くのが魅力です。
舌下に垂らす?どういうこと?と思った方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。
③CBDグミ
CBDグミは食べたい時に1粒食べるだけなので、手軽に、そして美味しくCBDを摂取できる製品です。
Q&A
- 結局のところ、CBDは生理痛に効果があるのですか?
-
生理痛を対象としたCBDの研究は行われておらず、また、CBDは医薬品ではないため、効果を謳うことはできません。
しかし、CBDが持つと期待される効果は私たちの身体のバランスを整えてくれることが期待されています。
- ベイプは生理痛の症状にも効きますか?
-
CBDが持つ効果は、体内に取り込む形の摂取形態であれば同一です。(CBDバームなど、塗るタイプは異なります)
そのため、ベイプにもCBDオイルやCBDグミと同じような効果が期待できると考えられます。
CBDは生理痛緩和の一助になる可能性
CBDには疼痛の緩和や抗炎症作用があることが期待されています。しかし、再度になりますが、CBDは医薬品・医薬部外品ではありません。
それでもお悩みの方にお役立ちできる可能性はあると思いますので、気になった方は是非調べていただければと思います。
■注意事項
・CBDは、薬機法(旧薬事法)の医薬品および医薬部外品ではありません。したがって、CBD製品の使用は疾患の診断、治療、治癒、予防を目的としたものではありません。
・当メディアの各種記事につきましては、あくまでもCBDに期待される一般的な効果・効能を記載しております。記載されている科学的研究はCBDの成分に対するものであり、当社が取り扱う製品に対するものではなく、当社が取り扱うCBD製品の効果と直接的な関係はありません。
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