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CBD原料はどこから購入するのがおすすめ?購入時に注意すべき点について

目次

CBD原料の輸入について

CBD原料をどこから調達するか?

CBD(カンナビジオール)製品を開発したい!と考えた時、必要になるのが「CBD原料」の調達ですよね。

CBDの原料となる大麻草は、研究目的以外では日本で栽培することができません。そのため商業には出回ることはなく、国内製品に使用されているCBD原料(CBD raw materlas)はすべて海外からの輸入となります。

『国産』のCBDを謳っている製品でも、原料は海外産です。

簡単な手続きではないが、CBD原料の輸入は可能

CBD原料を輸入するためには、厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部や厚生労働省検疫所、海外サプライヤー、必要に応じてフォワーダー、通関業者などとの様々なやりとりが必要になってきます。

輸入に要する期間はCBD輸入経験の有無や海外サプライヤー、その他外部環境によって大きく異なりますが、初回だと3〜4ヶ月かかってしまうこともあります。その時間と手間を厭わないのであれば、輸入を行うことは可能です。

結論としては「卸売業者を利用するのがおすすめ」

海外の原料供給元を見つけるだけでも大変

この記事ではCBD原料の輸入の方法について説明しますが、先に結論をお伝えすると「卸売業者の利用がおすすめ」です。

理由としては、CBD原料の輸入は「できなくはないが、簡単ではないから」です。実は、最初のステップである日本の基準を満たす海外サプライヤー探しだけでも骨が折れる作業なのです。

100社のサプライヤーに連絡しても、基準を満たすのは1割以下

まず、海外CBDサプライヤーのうち、すでに国内企業が総代理店契約や独占契約を結んでいる企業の本社にはアプローチができません。ワンインチ社が独占販売契約を結んでいるKat’s Naturals社、CBDfx社総代理店のカムバイダイレクト社など)

hersCBDでは上記を除いて100社近くの海外CBDサプライヤーにコンタクトを取りましたが、その中で日本の基準を満たす企業は1割もいませんでした。そこから価格や品質面、安全性、透明性などを検討し始めると数はさらに絞られてしまいます。

直輸入の方が安いのは確か

卸売業者を通さず、直接海外サプライヤーから輸入するのが安いのは確かです。

なぜなら、卸売業者が国内で販売する価格には各行政対応費用や輸入時にかかる関税、消費税等の税金、通関費用などが上乗せされているからです。

しかし、この記事で説明してきた手間を考えたら十分に割に合うのではないでしょうか?hersCBDでは、余程のこだわりがない限りは、卸売業者から輸入することをお勧めします。

卸売業者から購入する際の確認事項や注意点

「CBD 原料」などと検索すればいくつかのページが出てくると思いますが、購入時にはいくつか確認事項や注意した方がいい点があります。

輸入基準の詳細については海外のCBD製品を日本へ輸入するために必要なことや注意点の記事に詳しく記載しているので、以下には注意点のみを記載します。

成分分析書は公開されているか?

言うまでもないことかもしれませんが、CBDやTHCを含むその他カンナビノイドの含有量を示す成分分析書(CoA: Certificate of Analysis)。こちらが公開されている・あるいは依頼すれば提供してもらえる卸売業者を選ぶのが絶対です。

成分分析書の「LOQ」と「LOD」

成分分析書は主に「THCフリー(THC Not Detected)」であることを証明するために使用されるものです。

この成分分析書における「THCフリー」は、THCとTHCAの値が、LOQ(Limit Of Quantitation:定量限界値)ではなくLOD未満(Limit of Detection:検出限界値)である必要があります。

【LOQ】定量下限値、定量限界値。定量できる(濃度が正確に測定できる)最低濃度の意味。

【LOD】検出下限値、検出限界値。検出できる(あるかないかを判断できる)最低濃度の意味。一般的に定量下限の3/10程度とされる。

食環境衛生研究所

原料販売サイト等でも、LOQしか記載していないCoAを公開している卸売業者があるので要確認です。

その他の成分分析書 – 微生物、残留溶媒、農薬、重金属

カンナビノイドの含有量を確認するためのCoA以外に、微生物や残留溶媒、農薬、重金属の含有量の証明書を出している業者もあります。販売には必須ではありませんが、(多少価格が高かったとしても)消費者の安全性を考えると考慮に入れるのがお勧めです。

SDSと規格書は提供されるか?

自社工場がある場合は問題ありませんが、OEMで製造依頼をする際につまずくのがここです。

SDS(安全データシート)と製品規格書は提供する業者が限られていますが、多くのOEM工場で要求されます。(どちらか一方の場合も片方のみの場合もあり)

原料を購入してしまってから不足があった場合、卸売業者も対応できるとは限りません。事前に必要な書類を工場に問い合わせることをお勧めします。

(食品利用する場合)食品等輸入の手続きはしているか?

エディブルを作成したい場合や食用に用いる場合は食品衛生法に則った原料輸入をする必要があります。

食品等輸入届出書の提出や検疫所対応が必要となってきます。対応した輸入を行っているか、卸売業者に問い合わせるべきです。

まとめ

CBD原料はよほどのこだわりがない限り国内の卸売業者から購入することをお勧めします。そして、その際は上記の注意点を是非確認してみてください!

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